日本人の平均余命は… 農業者の平均余命は…
男性約81年 女性87年 男性87年 女性92年 (厚生労働省平成25年発表)
平成15年の農林水産省の調査では、高齢農家の現金支出は月額23~24万円です。
国民年金(月額約65,000円)だけでは夫婦の受給額を合わせても月額約10万円程度不足します。
国民年金と併給できる農業者年金で、安全・安心な老後の蓄えを準備して下さい。
◆農業者年金の有利な特色◆
【どんな人が加入できる?】
年間60日以上農業に従事する国民年金の第1号被保険者で、(国民年金の保険料納付免除者を除く)60歳未満の方
【安心な運用方式?】
加入者の積み立てた保険料とその運用益を合わせた額(年金給付原資)により、将来受け取る年金額が決まる“確定拠出型”の積立方式です。
保険料の納付者・受給者の数が変わっても受け取る受給額に影響しない、財政的に安定した制度で、少子高齢化時代でも安心な制度です。運用状況は毎年6月末までに「付利通知」によりお知らせしています。
【保険料は?】
月額2万円~6万7千円まで、千円単位で自由に選択可能です。
【税制面のメリット?】
支払保険料は全額が、所得税・住民税・復興特別所得税の「社会保険料控除」対象になります。また、年金の運用益は非課税であるだけでなく、将来受け取る年金は税制上、公的年金控除の対象となり、65歳以上で公的年金などの合計額が120万円までの方は全額非課税となります。
【国庫補助がある?】
次の3つの要件を満たす方は、年金月額2万円のうち1万から4千円の国庫補助を受けることができます。
- 60歳までに保険料納付期間(カラ期間)が20年以上見込まれる
- 農業所得(配偶者、後継者の場合は支払いを受けた給料等)が900万円以下
- 認定農業者で、青色申告者など次の「保険料の国庫補助対象者と補助額」の表の必要な要件に該当する
(出典:平成29年度農業者年金制度と加入推進)